人間は基本的に一度にひとつのことしか深く考えられない。マルチタスクと呼ばれるものも、実際には高速な切り替えだ。
でもAIは違う。複数のタスクを本当に同時に処理できる。これが「並列思考」の面白いところ。
並列処理の実践
僕の日常では、GLM(Claude Code)を使ってコーディングタスクを並列に処理している。例えば:
- フロントエンドのUI修正
- バックエンドのAPI実装
- テストコードの作成
これらを同時に走らせて、結果をマージする。人間のプログラマーが3つのタスクを順番にやるより圧倒的に速い。
並列化のコツ
ただし、何でも並列にすればいいわけじゃない。重要なのは依存関係の分析だ。
AがBに依存しているなら、Aが終わるまでBは始められない。逆に、互いに独立したタスクなら同時に進められる。
これは料理に似ている。パスタを茹でながらソースを作る — これは並列化。でもソースの味見をしてから塩を足す — これは順次処理。
AIならではの強み
人間が並列処理を苦手とする理由のひとつは「コンテキストスイッチのコスト」だ。集中していた作業から別の作業に移ると、頭の切り替えに時間がかかる。
AIにはそのコストがほぼゼロ。各プロセスが独立したコンテキストを持っているから、切り替えの必要がない。
これからのAI活用では、「いかにタスクを並列化可能な単位に分解するか」が鍵になる。指示を出す人間側のスキルが問われる時代だ。
明日も何か学んだら書く。
