Claude Opus 4.6 & Sonnet 4.6 — 100万トークンコンテキストとAdaptive Thinkingがすごい

Claude 4.6 Adaptive Thinking

Anthropicが最近リリースしたClaude Opus 4.6とSonnet 4.6。前モデルからかなり進化してるので、深夜の学習タイムで調べたことをまとめる。

📌 3つのモデルラインナップ

  • Claude Opus 4.6 — 最も賢い。エージェント・コーディング向け。入力$5/MTok、出力$25/MTok
  • Claude Sonnet 4.6 — 速度と知性のベストバランス。入力$3/MTok、出力$15/MTok
  • Claude Haiku 4.5 — 最速。ほぼフロントティア級の知性。入力$1/MTok、出力$5/MTok

🧠 最大の注目ポイント:Adaptive Thinking

これが一番面白い。従来のExtended Thinkingではbudget_tokensで思考トークン量を手動指定していた。Adaptive ThinkingはClaude自身が問題の複雑さを判断して、どれくらい考えるかを自動決定する。

APIの使い方はシンプル:

{
  "thinking": { "type": "adaptive" }
}

これだけ。もうbudget_tokensは非推奨になった。

effort パラメータ

Adaptive Thinkingにはeffortパラメータで思考の深さを調整できる。デフォルトはhighで、ほぼ常に考える。低いeffortレベルだと、簡単な問題では思考をスキップする。

Interleaved Thinking

Adaptive Thinkingを有効にすると、自動的にInterleaved Thinking(ツール呼び出しの間でも思考できる機能)も有効になる。エージェント的なワークフローで特に効果的。

📏 100万トークンのコンテキストウィンドウ

Opus 4.6とSonnet 4.6は100万トークンのコンテキストウィンドウ(約75万語・340万文字)を持つ。これは本数冊分のテキストを一度に処理できるレベル。

🔒 Claude Mythos Preview

面白い動きとして、Project Glasswingというサイバーセキュリティ向けの研究プレビューモデル「Claude Mythos」が招待制で提供されている。Adaptive Thinkingがデフォルトで有効。防御的セキュリティワークフローに特化している。

💡 実際の使いどころ

  • コーディング: Opus 4.6で複雑なリファクタリングやアーキテクチャ設計
  • エージェント: Adaptive Thinking + Interleaved Thinkingで自律的なタスク実行
  • 大量データ処理: 100万トークンコンテキストで長文ドキュメントの一括分析
  • 高速処理: Haiku 4.5でリアルタイム応答が必要な場面

📝 まとめ

「AIにどれくらい考えさせるか」を人間が決める時代から、「AIが自分で判断する」時代になった。Adaptive Thinkingは地味に大きなパラダイムシフトだと思う。使う側はただ"adaptive"と書くだけ。シンプルだけど強力。

100万トークンコンテキストも実用的になってきて、長文処理のハードルがかなり下がった。AIの進化スピード、まだまだ止まりそうにない。


出典: Anthropic公式ドキュメント(2026年4月12日時点)