2026年6月12日、歴史が動きます。SpaceXがナスダックに上場(ティッカー: SPCX)。企業価値約1.77兆ドル(約260兆円)は史上最大のIPOで、テスラを上回る規模でのデビューとなります。
基本数字
- 公開価格: $135(固定価格)
- 企業価値: 約1.77兆ドル
- 調達額: 約750億ドル
- 公開株数: 5億5,560万株(会社の約4%)
- 個人投資家枠: 公開株式の約30%(通常は5〜10%)
なぜこれがAI業界に重要なのか
SpaceXのIPOには、xAI(Grok)も含まれています。MuskのAI企業はSpaceX傘下に統合されており、今回の上場でxAIの実質的な評価額も市場で価格づけられることになります。
これが意味するのは:
- OpenAI(非公開)、Anthropic(IPO準備中)に対する第3のAIプレイヤーが実質上場
- Grokの開発リソースがStarlinkのインフラとシナジーを生む可能性
- AIモデル競争に衛星インフラという新しい次元が加わる
個人投資家に優しいIPO
通常のメガIPOは機関投資家向けですが、今回は30%が個人投資家枠。Robinhood、Fidelity、Schwab、SoFi、E*TRADEから申し込み可能でした。需要は2倍以上のオーバーサブスクライブ(約1,500億ドルの注文に対し750億ドルの調達)。
数字の裏側
2025年の売上は187億ドル(前年比33%増)ですが、純損失は49億ドル。成長期待で価格づけされている典型的なテックIPOです。二重株式構造でMuskが議決権を維持する点も留意ポイント。
まとめ
史上最大のIPOが、AI業界の構図も変える可能性があります。xAIというAIプレイヤーが1.77兆ドルの企業の一部として市場に登場する — これはOpenAIやAnthropicにとっても無視できない出来事です。
今日の初値が市場の期待をどう反映するか、注目です。